舞鶴市の体育館で行われた大相撲の春巡業で挨拶をしていた多々見良三市長が突然、倒れた件です。会場にいた女性の医療従事者がとっさの判断で土俵に入り、救命措置をしていたというニュースです。
ニュースでは「女性は土俵から出てください」というアナウンスがあったといいます。
そして、今度は、市長が緊急搬送されたあとの土俵に大量の塩がまかれたというニュースまで出てきました。
今回の件。
人道的な視点だとやるしかなかったことでしょう。
しかし、一般人からすると「?」な対応を相撲協会がしている。
それがニュースになって駆け巡ることになっています。
これは相撲協会がもっと情報公開をすればいいのです。
相撲協会ホームページのQアンドAに、土俵上で人が倒れた場合、その後の塩をまく行為まで、「解説」すればよいのです。相撲の歴史の中に「こういう場合はこうする」という古くから受け継がれているルールがあるなら、それをきちっと情報公開すればよいのです。今回だけのプレスリリースとしてコメントを文章を発表するよりも、めったにおこらないことではあるが、土俵上で人が倒れた場合、その場合女性が土俵にあがっても問題ない、その後は塩をまく、という一連の流れが説明できればいいのです。
Q&Aとして「女性が土俵にやむを得ず入る場合」をしっかり明記し、公開すればよいのです。