ナイスハッシュがハッキングされて数週間が経過しました。
ナイスハッシュはとても簡単に説明すると、BTCをほしいお客さん、BTCをお金を払ってほしいお客さんをつなぐ場所でした。
世界中に存在するBTCをほしいお客さんは「自宅のパソコンの計算能力と電力を提供します」 その感謝と報酬としてビットコインが少し貰えます。
↓↑
ナイスハッシュが効率の良いマイニングソフトと両者の仲介をする 手数料で儲かる
ココで一旦、ビットコインがプールされる!!!
↓↑
BTCをお金を払ってほしいお客さんは「お金を払って世界中の計算能力と電力を購入していることになる」そしてビットコインを対価を払い入手します。
ビットコインの高騰により、最低支払の条件達成が困難になる
ナイスハッシュは0.01ビットコインに達するとBTCをほしいお客さんに感謝として報酬を支払います。
2017年初頭であればGTX1080が2枚あれば、24時間稼働で5日から7日で0.01ビットコイン分になっていました。
しかし2017年11月現在では0.01ビットコインに到達するには4週間ほど経過しないとなりません。
ナイスハッシュはその間、「宙ぶらりんのビットコインをプールしている」ことになります。個人でもGPUを4枚とか8枚とか10枚持っているような人はよいでしょうが。1枚でほそぼそと計算能力を提供しているようだと。支払い可能まで二ヶ月ほどかかる場合もあるでしょう。
すなわち、ハッカーからすれば。
【あそこには未配布の未払いのBTCや報酬用BTCがたくさん眠っている】というのはすぐわかるわけです。それさえわかれば、あとはそのセキュリティを突破すれば良い!だけなのでその部分に全力で取り組みますよね。そして今回の結果になるのです。
マイナーゲートも、ビットコインに交換する場合の最低数が大きく変化 しかもマイナーゲートは仮想通貨ごと1回1回エクスチェンジするので手数料が大きい
ナイスハッシュがゴックスされて、ナイスハッシュユーザーがマイナーゲートに引っ越しをしていますが。こちらはもう。ライトユーザーでは支払い可能な条件を達成するのが困難です。ナイスハッシュはソフトが自動的に最適な仮想通貨を採掘し、勝手にBTCに変換してくれるのでまだマシなのですが(そのかわり手数料として10%ほどが報酬から引かれている)
マイナーゲートは個別の仮想通貨ごとに他の仮想通貨などへの変換・交換手数料が発生してしまうためはっきりいって使い勝手は悪いです。グラボが1枚とか、計算能力が低いパソコンユーザーさんだと、最初の支払いに6ヶ月ほど時間がいるかもしれません。
もちろんマイナーゲートもナイスハッシュのように最低支払条件が、ビットコインの高騰とともに上がっています。XMRも以前は0.04くらいでBTCに交換できたのに。いまはXMRが0.1は最低ラインになっています。FCNは140ほど持っていないと交換できません。
ビットコインの高騰は、初心者、パソコンの性能が低い人にとっては参入障壁になっているのが現状です。
しかもこつこつ採掘しても、ナイスハッシュのようにゴックスされてしまうと自殺したくなりますよね。とほほ。
0 件のコメント:
コメントを投稿